第五回目 松尾酒造訪問記

第五回目 松尾酒造訪問記

台風16号が去った次の日
9月25日
かねてから訪問しようと思っていた松尾酒造株式会社
782-0032 高知県香美市土佐山田町西本町5-1-1
TEL:0887-53-2273
FAX:0887-53-3990
さんを 訪問させていただいた。

JR高知発 9:46発 土佐山田行きに乗り込む
山田西町着 10:12 土佐山田駅の一つ手前の無人駅
カメラマンの井戸さんが笑顔で出迎えてくれた。(手を挙げて 挨拶)
第五回目 松尾酒造訪問記
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駅から少し歩いて行くと松翁の煙突がよお来たのう!
と笑って出迎えてくれているようであった。
第五回目 松尾酒造訪問記
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また私の酒蔵訪問が始まった。
『たま~るか土佐酒』
第五回目 松尾酒造訪問記
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主要銘柄
●土陽正宗
板垣退助自由党の機関紙土陽新聞にちなんだ名前
●松  翁(まつおきな)
戦前製造していた翁みりんと姓の松尾を組み合わせ、醸造の祖神松尾神社の守護の下、長寿延命の酒として命名
●山田太鼓
土佐山田町の地域起こし太鼓グループの結成10周年を記念した銘柄松尾酒造様のお酒はこちら≫

伝統を守りながら地域(高知 土佐)とつながる酒がある町

明治6年の創業からいま7代目を継ぐ松尾禎之 社長に松尾酒造酒造りの情熱を伺ってきました
8月末から 蔵酒 というにごり酒の造りが一段落していて蔵は静かに次の造りが始まるのを待っているところでした。
今年の異常気象がどんなにすごかったか土佐山田近辺でも少なからず被害が出ているようでした。

第五回目 松尾酒造訪問記
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第五回目 松尾酒造訪問記
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地域(高知 土佐)伝統の食材には高知伝統の酒の味わいが大切でそのために 松翁 山田太鼓 は伝統の淡麗辛口を守り抜く そんな決意が感じられました。
第五回目 松尾酒造訪問記
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第五回目 松尾酒造訪問記

酒にまつわる 地域でのイベント 酒の会
酒に関連する町づくり
伝統の酒造り 伝統の味わい
豊富な食材にじゃますることなく飽きることなく呑まれる酒
松翁 山田太鼓
人が自然に集まる酒の町
ええぜよ土佐酒
『たま~るか土佐酒』

第五回目 松尾酒造訪問記
第五回目 松尾酒造訪問記

酒蔵訪問では利酒をお願いするのが恒例になっていて 実はここで試飲をさせてもらうためにJRで伺うわけである。

松尾社長はおもむろに冷蔵庫から試飲用の山田太鼓を持って来られた。私は嬉しそうにブラインドですか?と聞いてしまった。

第五回目 松尾酒造訪問記
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そうだとの返答も聞かず勝手に利き酒に入った。社長は後ろで微笑んでいるのを私は知らずにマイペースで試飲させていただいた。

第五回目 松尾酒造訪問記
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1.山田錦大吟醸 H25BY
2.純米吟醸 吟の夢 H25BY
3.吟醸 吟の夢 H25BY
4.純米 松山三井 H.25BY
5.純米大吟醸 山田錦 H23BY

吟醸酒は香りが高く 純米吟醸、純米大吟醸はふくやかに、まろやかである。純米酒は酸がとてもしっかりしていてこれは土佐の食材でも仏手柑などをしっかり絞った料理にはぴったりだと社長の説明があった。

第五回目 松尾酒造訪問記

山田錦純米大吟醸にはやはりなるほどと思わせる味わいがある。
しかし高知の酒造好適米吟の夢も負けてはいない旨みを感じさせてくれた。

ええぜよ土佐酒 『たま~るか土佐酒』
自己採点の結果全問正解とした。
資料館も拝見し歴史を肌で感じる河田小龍直筆の日本画も拝見した。
会長を交え記念写真を撮らせていただいて訪問を終了した。
松尾酒造様有難うございました。

第五回目 松尾酒造訪問記
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